4月14日(月)の7時限目、本校では地震を想定した避難訓練を行いました。今回は丹羽消防署の長谷川署長にもお越しいただき、訓練の様子を見ていただいた後、ご講評をいただきました。
阪神・東日本・熊本・能登など、これまでに私たちの国で起きた大きな地震災害。それぞれが私たちに大切な教訓を残してくれました。今回の訓練では、「地震が起きたらどう行動すべきか」を一人ひとりが真剣に考える貴重な機会となりました。
火災と地震、それぞれの避難の違いについても教えていただきました。火災では「とにかく急いで煙を吸わないように逃げること」が最優先。少しの一酸化炭素でも命に関わることを改めて学びました。
一方で、地震では「急ぐことよりもまず安全を確保すること」が大切です。机の下に身を隠す際には、対角線の足を持って安定させること。身体が入りきらなくても、せめて頭だけは守ること。この基本を訓練でしっかりと確認することができました。
今回は防災扉の稼働も含めた本格的な訓練となり、実際に災害が起きた時にどう動けるか、自分自身の行動を見つめ直す時間となりました。
「訓練をしておくことが、いざという時に慌てない力になるんです」と署長のお言葉。普段の授業とは少し違う7時間目でしたが、誰かの命を守るために、そして自分を守るために、こうした訓練を大切にしていきたいものです。