学校法人 愛知江南学園 誠信高等学校

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警察の仕事ってどんなもの?」 犬山警察署の方から学ぶキャリア講演会

2025.03.13

令和7年3月13日(木)、2年生を対象に、愛知県犬山警察署の前田様をお招きし、キャリア教育授業を実施しました。これは、進路選択を控えた生徒たちが職業への理解を深めることを目的としたものです。

愛知県警察には約13,000人の警察官と警察職員が在籍しており、全国でも4番目の規模を誇ります。警察の仕事には、事件や事故の対応にあたる警察官と、それを支える警察職員があり、それぞれ役割が異なります。当日は、刑事部、交通部、地域部など各部署の業務内容や、警察官の一日の仕事の流れについて、詳しくお話をしていただきました。

警察の仕事は「事件が起きてから動く」だけではなく、生活安全部による犯罪の未然防止や、交通部による安全な交通環境づくりなど、地域の暮らしを支える幅広い役割があることを学びました。また、警察職員の仕事についても触れられ、遺失物の管理の一環として、迷子の犬や猫を飼い主に届ける業務があることなど、意外な一面にも驚かされました。

講演の中では、愛知県内では年間5万件以上の事件が発生していることや、交通事故での死者数が141名にのぼることなど、私たちの生活のすぐそばで起きている現実についても考えさせられました。治安を守るために多くの警察官が必要とされる理由や、警察の仕事のやりがいについても、実際のエピソードを交えてお話しいただき、生徒たちも真剣な表情で聞き入っていました。

進路選択を控えた生徒たちにとって、社会の仕組みや公務員としての働き方を学ぶ貴重な機会となりました。今回の学びが、将来の職業選択に役立てられそうです。

次回の主権者教育は、令和7年3月17日(月)の2限目(9:55~10:45)に実施されます。

名古屋経済大学法学部教授の高橋 勝也 様をお招きし、投票の必要性や政治参加の意義についてお話しいただきます。

これから選挙権が付与される生徒たちにとって、初めての投票を迎えるにあたり、「投票」の大切さや社会への影響について学ぶ貴重な時間となることでしょう。

皆さんが未来の主権者として、どのように社会に関わっていくのかを考えていきましょう。