2月28日(金)、誠信高校の卒業式が挙行されました。
冬の厳しさも和らぎ、時折春の気配を感じる薄曇りの空のもと、多くの保護者や来賓の皆さまに見守られながら、卒業生たちが新たな一歩を踏み出しました。
前日 式の準備には、柔道部・剣道部・女子バレー部の皆さんが協力してくれました。紅白幕の取り付け、椅子並べ、カーペットの設置、看板の準備など、一つひとつ心を込めて作業をしてくれたおかげで、温かみのある卒業式を迎えることができました。ありがとう!
当日の朝、最後の通学路を友達と待ち合わせ、一緒に登校する生徒たちの姿がありました。いつもと同じように「おはようございます!」と元気に挨拶をしてくれましたが、それが最後になると思うと、やはり寂しさがこみ上げます。
送辞は2年生バスケットボール部の串尾くんが、卒業生への感謝と新たな門出への激励を力強く述べました。
答辞は3年生演劇部の後藤さんが、誠信高校での3年間の思い出や、支えてくれた先生や家族への感謝の気持ちを、心のこもった言葉で伝えてくれました。
その言葉に、会場のあちこちで涙をぬぐう姿が見られました。
式の後は、最後のクラスLTの時間。
担任の先生方からの温かいメッセージを受け取り、教室には笑顔と涙があふれていました。
クラスが解散すると、正門前の広場には、卒業生たちが続々と集まり、写真を撮ったり、アルバムに寄せ書きを書いたり、先生を捕まえて最後のツーショットをお願いしたり…それぞれが思い思いの形で、最後のひとときを過ごしていました。
誠信高校は、卒業生がよく遊びに来てくれる、あたたかい学校です。
皆さんも、近況報告やちょっとした相談、なんでも構いません。いつでも顔を見せに来てくださいね!
卒業生のみなさん、新しい場所でも、自分らしく輝いてください。
また会える日を楽しみにしています!