社会に出る一歩として、貴重な経験となった今回のインターンシップ。
お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。生徒たちの成長した姿が頼もしく感じました。
それでは、引き続き各事業所での体験の様子をご紹介します!
茶久染色株式会社
化学繊維や天然繊維の糸を、企業の要望に合わせて染色する工場での実習。ラボでは、希望する色を再現するための染料調合の仕組みを見学しました。
生徒たちは、実際に染めた糸を梱包する作業にも挑戦しました。普段の生活ではなかなか目にすることのない工程に、興味津々の様子でした。工場では、お客様のニーズに合わせた試作品を用意し、必要な量を必要な時に提供できるよう細やかに対応していることも学びました。「色を作る工程がこんなに繊細だとは思いませんでした」と、お客様の要望に丁寧に応える大切さを実感していました。
ママルシェ
写真館としての機能だけでなく、お母さん同士のつながりを生むコミュニティの場でもあるママルシェ。生徒たちは、撮影時の背景やセットの飾り付け、乳幼児のあやし方などを学びました。
「子どもがカメラを見てくれるようにするのが大変でした」と、プロのカメラマンの苦労を実感。SNSでの発信や新しい企画を生み出す現場の柔軟さにも触れ、多くの刺激を受けたようです。
介護老人福祉施設 いわと
明るく、温かい雰囲気の中でのインターンシップ。施設の職員の方々は、利用者の方と話すときの視線や姿勢、声のトーンにまで気を配り、丁寧に接していました。
生徒たちは、高齢者の身体の不自由さを体感するために、視界を制限するゴーグルや耳当て、関節を動かしにくくするサポーターを装着。階段の上り下りや、車椅子の操作を通して、配慮の必要性を実感しました。「普段意識していないことが、高齢者にとって大きな負担になると分かりました」と、気づきの多い時間になりました。
グループホーム瀬部
最高齢96歳の利用者の方をはじめ、多くの方が暮らすグループホーム。生徒たちは体操やレクリエーションのお手伝い、お茶やお菓子の配膳を行いました。
魚釣りゲームでは、生徒たちが用意したカラフルな魚を、利用者の方が磁石付きの竿で釣り上げ、大盛り上がり。「一緒に楽しむことが大切だと感じました」と、生徒の言葉にも、温かい関わりの大切さが表れていました。
みんなのcafe
不登校や中退した子どもたちの「第三の居場所」として機能するカフェ。子ども食堂や学習支援など、さまざまな活動が行われています。
生徒たちは、子どもたちと遊んだり、読み聞かせをしたり、一緒に苺大福を作るなどの活動をしました。食事の準備や片付けの大変さも体験し、「多くの人が関わる場所では、協力し合うことが大切だと分かりました」と、新たな視点を得たようです。
どの事業所でも、生徒たちは実際の仕事を体験し、多くの学びを得ました。現場でしか感じることのできない「気づき」や「発見」は、きっと今後の成長につながるはずです。この経験を糧に、また一歩前へ進んでいってほしいと思います。