3月4日(火)から3日間、2年生全員がインターンシップに参加しました。お世話になったのは、防蟻業や金属加工、介護施設、子ども支援施設など、さまざまな業種の企業や施設。生徒たちは、それぞれの現場で実際の仕事を体験させていただきました。
初めて触れる仕事に戸惑いながらも、一生懸命に取り組む生徒たち。職場の方々に温かく見守られながら、仕事のやりがいや責任感、働くことの意義を肌で感じることができたようです。
それでは、各事業所での体験の様子をご紹介します!
アイ・エコ・アップ(防蟻業)
住宅の大切な土台を守る防蟻業の現場を訪れました。生徒たちは、専用の防塵マスクを着用し、新築住宅の床下へ潜る体験をしました。配管や床下の構造を目の当たりにし、シロアリ被害を防ぐための工夫や、お仕事の重要性について学びました。
午後には、取引先工務店の社長様から熱いお話をいただきました。高校を中退後、働きながら学び、大学・大学院まで修了された努力の人。その生き方や「災害に強い家づくり」への情熱に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。「人生の歩み方についても考えさせられました」と、生徒の心にも響いたようです。
障害者支援施設あすか(介護施設)
利用者の方々が、日常生活を少しでも快適に過ごせるよう支援する仕事に取り組みました。お茶を飲む補助や歩行訓練、座位を維持するための工夫など、実践を通して学びました。言葉での意思疎通が難しい方の表情や体のこわばりを見て、気持ちを汲み取る大切さも実感しました。
「私の前、真ん中にお茶を置いてください」と利用者の方が伝え、生徒がその通りにすると、満面の笑みを浮かべてくださいました。ほんの小さなことでも、相手の気持ちに寄り添うことが大切なのだと感じた瞬間でした。
ケーエスディー(金属部品製造業)
金属部品を製造する工場での体験です。最初に、部品の検査・検品の研修として、ブロック玩具を使ったトレーニングを行いました。バラバラに分解されたパーツを、お手本と記憶を頼りに元通りに組み立てる作業は、一見単純に見えて、意外にも時間がかかります。
作業指示書を確認しながら、スムーズかつ正確に組み立てることが求められることを学んだ後、いよいよ現場での実践。工場の仕事は「安全で効率的な作業」が何より大切であることを身をもって感じた1日でした。「細かい作業の精度が求められる現場の厳しさを知りました」と、生徒の感想にも充実感が滲んでいました。
オリジナルアイ(結婚式引き出物)
結婚式の引き出物を取り扱う会社でのインターンシップ。贈り物として、お客様の手元に届く大切な品だからこそ、梱包や発送の工程には細心の注意が必要です。
300名近い従業員が、一つひとつの商品を丁寧に扱い、正確に仕上げる様子を見学し、生徒たちも実際に梱包作業を体験しました。「贈る人の想いを大切にする仕事の重みを感じました」と、モノを通じて心を届けることの大切さを学んだようです。